世の中に様々なスタイルの手帳が
溢れています。
実は日本では、全ての人(70歳以下)が、
産まれた時、
いや、産まれる前から
すでに1冊の手帳を貰っているのです。
誕生は人生初の共同作業。
子と母の、
子と助産師さんとの
子と医療チームとの。
パートナーシップの初めです。
その折のことも記録されています。
日本発祥の母子健康手帳の事始めは
悲しい歴史にあるとしても、
これから幸せや平和に繋がるものにしていけばいい。
今は発展して行く国々でも
この手帳と共に母子の健康を守る制度が
広められているそうです。
シリア難民の母親のバッグの中に
数少ない持ち物の中に
母子健康手帳が入っていたと
ある記事に書いてありました。
母の子を思う愛は
どこの国も変わらない。
日本の国籍に産まれても、
手帳の交付の申請をしなかった方の元に産まれると、
それは、とても大変な道を歩かれることになるでしょう。
それでも、道の途中で、深い愛に出合われますように。
これからこの世に産まれてくる赤ちゃんが
祝福を受けて産声を上げられますように。