ローマ法王長崎ご訪問前日。

ローマ法王の長崎訪問の前日、

爆心地公園へ足を運びました。

 

穏やかな秋日和の夕暮れの中、

法王をお迎えする準備が

粛々と進められていました。

 

翌11月24日、小雨となったこの公園で

ローマ法王は、平和へのメッセージを

全世界へ向けて伝えられました。

とても分かりやすい言葉で。

ただ一人に向かって語り掛けるように

真っ直ぐに、

誰の心にも響く内容であったと感じます。

 

夫に抱っこされた孫娘と

初めて散歩した公園で、

そんなことがあったと、

彼女がもう少し大きくなったら

話してあげようと思います。

 

紅葉の庭で。

久しぶりに紅葉を愛でる小旅行。

「迎仙閣」という、長崎の一企業が所有している古民家付きの庭園を、

紅葉の期間、一般に無料開放してらっしゃいます。

傾斜面も活用した広い敷地は

丁寧に手入れされていて、

池には大きな鯉が

何匹も悠々と泳いでいます。

 

案内の方も何人も絶景ポイントに

待機しておられ、

見逃しがちな鑑賞の視点や

庭のお手入れ秘話を

静かに語ってくださる。

 

余裕、豊かさ、分かち合う喜びを知る人だからこそできることだと感じました。

 

“旦那“という言葉を思い出します。

仏教用語で、

「ほどこし。布施。転じて、布施をする人」

という意味だそうです。

 

文化を守り、受け継ぎ、後世へ渡し、

他の人にもシェアできる豊かな人。

日本の文化や芸術や自然保護は

多くの“旦那”の精神を持った方々に

支えられて来たのだろうと

思いを馳せました。

 

家族や居合わせた皆さんと

同じ美しい景色を共有できて

心温まる秋の一日でした。

 

 

頬っぺにパフパフ。

外出しない日は、

なるべくお化粧はしたくない。

でも、日焼け止めクリームを顔に塗ると、

べたべたするので

お粉は、はたいて

サラッとした肌で過ごしたい。

ファンデーションは

使いたくないなぁ、と思っていたら、

姪っ子が

「ベビーパウダー、いいヨ♪」

と言います。

色々試して、ピジョンのが

いいらしい。

 

なるほど、ふんわり香りも良くって、しかも一生はたき続けても

200円チョイという素晴らしいコスパ!

 

昔は赤ちゃんのお尻に

パフパフやっていたものを、

今は我が頬っぺに

パフパフ!

沖縄内観研修所

今年2019年令和元年6月、

沖縄の聖地・斎場御嶽に立ち寄った帰り、

駐車場へ向かう道のはずれで

夫が「あ、あれ!」と声をあげる。

「沖縄内観研修所」の下に

「→」(コチラ)の矢印。

私は5日後に熊本で一日体験内観を計画していた矢先だったので、

沖縄にも研修所があるのか!と軽い驚き。

これが私の人生の岐路になるとは

知る由もない出会いでした。

この看板を見つけたのが自分自身ではなく、

夫であったことにも深い意味があると

私は感じます。

私が変わって一番影響を受けるのは

パートナーだから。

 

内観は、自分の内に豊かな幸せがあることを知るツールです。

小学生から80歳越える高齢者まで、

善人から死刑囚まで、

国籍・宗教を問わず誰にでも体得できる方法、ものの見方です。

私は人間関係で悩んでいる人には、

座禅や瞑想、カウンセリングよりも

即効性があると思います。

さらに、日常的に働き持続性も高い。

なぜそうなのかと言うと、

「自分で気づく」ことが全てだから。

 

基本的な7日間集中内観では、

外からの情報刺激を断ち、

内観士さん以外とは話もしない、携帯も見ない、5時起床9時就寝のため、

至って健康的な生活。

心身が整います。

すると頭も心も明晰になります。

 

そのような状態で、

母、父、兄弟姉妹、配偶者、上司、部下、、、の一人ずつに対して順に

自分はどのような言動をしてきたかを

3〜5年ごとに時期を区切り現在まで、

自分に3つの問いを投げかけ、

丁寧に調べていくのです。

問いはとてもシンプル。

1. して頂いた事は何ですか?

2. してお返しした事は何ですか?

3. ご迷惑をおかけした事は何ですか?

の、3つです。

 

すると、思い込み、勘違い、至らなさ、相手の配慮愛情等に

次々と気づいていきます。

それを1〜2時間おきに内観士さんに

報告するというもの。

 

私は途中の気づきで

何度涙が溢れたことか。

 

沖縄の聖地である斎場御嶽の地で

集中内観をできたことは

これからの人生に大きな影響を与えることになったと信じています。

感謝です。

 

 

 

 

 

 

時は流れない。

今とは何か。

そんな問いかけから始まった

今日の時間学の講座。

 

スッキリした!と感じたら、

講師先生の意図は、外れたことになるのだそうだ。

彼の望みは講座を聴いた皆さんが

「モヤモヤ感が生まれ、モヤモヤし続けること」

 

形而上学という哲学の領域がご専門。

哲学者はきっと、巷では生きて行けない。

 

講座後のQ & A で独白されてたが、

突き詰めて考えて行くとモヤモヤし、

時にネガティブ方向にモヤモヤし、

切なくなるのだそうだ。

 

このような方が居てこそ、

文化が深まる。

 

私は先生の思惑通り、

モヤモヤし始めたと思ったら

目を閉じて深い思考の世界へと

入っていきました。

 

ある意味、寝覚めはスッキリ!

 

イカす煎餅の箱。

福井県の『越前海鮮倶楽部』タキダエンタープライズというお煎餅屋さんの

お菓子。

パッケージにつられて、

お土産にと成田空港で息子が買ってきた。

 

シンプルかつ強烈な色使い。

原料を一目で察するイラスト。

これはどう見ても、外国のお客さんを意識している。

 

ローマ字表示。

「IKA karaage senbei」

箱側面には、

“Enjoy the flavor of original squid!”

 

これで、日本人店員さんが、簡単な英語でクリスピーな日本の“イカす”クッキーだ、と説明すれば、

そりゃ、外国の人は

買ってみたくなるだろう。

私だったら、買うな!

 

2020東京オリンピックの海外客を見込んでの商品開発ではないか?

日本語表記だけだと、中身が何やら外国語圏の人達には意味不明。

分からないものは、買わない。

 

お土産物のパッケージデザインに、

情緒・イメージ依存のものが多いのは、客層を日本人あるいは日本通の外国人客しか想定してないから。

「分からん奴は買わんでいい」みたいな。

 

そこへ来て、

この煎餅パッケージはどうだ!?

日本へやって来て、お土産に何買おう?と迷っている海外からの客層の目とハートを

ガッチリ掴みそうな雰囲気。

 

売上げ状況を聞いてみたいものです。

 

箱がかさばるのは、

荷物減らしたい海外旅行時には、

もう一工夫して欲しい所ですが。

創造的想像力。

壮大なファンタジー。

時も場所も越えて

人を繋いで。

どれだけ、小野不由美の頭の中は

広いのか。

18年ぶりの続編書き下ろしが2019年10 月に

発売。

アニメにもなっているので、

18年間、空白であったわけではない。

ハリーポッター以上の作品であると

思う。

 

もっと凄いものは

80年にも及ぼうかという、

人それぞれの生涯。

どれだけの出会いと別れを繰り返し、

劇的でも無く

時に小説より奇々怪界に、

淡々粛々と、数多の人生物語が

生まれて消えて行くことか。

 

自分の人生の主人公であったか?

脇役を渡り歩いたか?

それさえ、分からぬままに。

パパママへのメッセージ。

「自分にないものを

持っている人と

出会うことが

成長につながる」

 

近所の幼稚園玄関の掲示板。

送り迎えの若いパパママ向けかな。

通りすがりのご近所さんにも、かな。

お寺の門の掲示板にも

味わい深い一言が書かれていたりしますが、

これもまた、働き盛り伸びしろ多く

迷いも多いパパママには、

ズドンと来る言葉かも。

園長先生のアイディアかな。