今年2019年令和元年6月、
沖縄の聖地・斎場御嶽に立ち寄った帰り、
駐車場へ向かう道のはずれで
夫が「あ、あれ!」と声をあげる。
「沖縄内観研修所」の下に
「→」(コチラ)の矢印。
私は5日後に熊本で一日体験内観を計画していた矢先だったので、
沖縄にも研修所があるのか!と軽い驚き。
これが私の人生の岐路になるとは
知る由もない出会いでした。
この看板を見つけたのが自分自身ではなく、
夫であったことにも深い意味があると
私は感じます。
私が変わって一番影響を受けるのは
パートナーだから。
内観は、自分の内に豊かな幸せがあることを知るツールです。
小学生から80歳越える高齢者まで、
善人から死刑囚まで、
国籍・宗教を問わず誰にでも体得できる方法、ものの見方です。
私は人間関係で悩んでいる人には、
座禅や瞑想、カウンセリングよりも
即効性があると思います。
さらに、日常的に働き持続性も高い。
なぜそうなのかと言うと、
「自分で気づく」ことが全てだから。
基本的な7日間集中内観では、
外からの情報刺激を断ち、
内観士さん以外とは話もしない、携帯も見ない、5時起床9時就寝のため、
至って健康的な生活。
心身が整います。
すると頭も心も明晰になります。
そのような状態で、
母、父、兄弟姉妹、配偶者、上司、部下、、、の一人ずつに対して順に
自分はどのような言動をしてきたかを
3〜5年ごとに時期を区切り現在まで、
自分に3つの問いを投げかけ、
丁寧に調べていくのです。
問いはとてもシンプル。
1. して頂いた事は何ですか?
2. してお返しした事は何ですか?
3. ご迷惑をおかけした事は何ですか?
の、3つです。
すると、思い込み、勘違い、至らなさ、相手の配慮愛情等に
次々と気づいていきます。
それを1〜2時間おきに内観士さんに
報告するというもの。
私は途中の気づきで
何度涙が溢れたことか。
沖縄の聖地である斎場御嶽の地で
集中内観をできたことは
これからの人生に大きな影響を与えることになったと信じています。
感謝です。