壮大なファンタジー。
時も場所も越えて
人を繋いで。
どれだけ、小野不由美の頭の中は
広いのか。
18年ぶりの続編書き下ろしが2019年10 月に
発売。
アニメにもなっているので、
18年間、空白であったわけではない。
ハリーポッター以上の作品であると
思う。
もっと凄いものは
80年にも及ぼうかという、
人それぞれの生涯。
どれだけの出会いと別れを繰り返し、
劇的でも無く
時に小説より奇々怪界に、
淡々粛々と、数多の人生物語が
生まれて消えて行くことか。
自分の人生の主人公であったか?
脇役を渡り歩いたか?
それさえ、分からぬままに。